第164章内部紹介招待状

翌日、会社のオフィスにて。

ミランダはプロジェクトのスプレッドシートにあるデータに集中していた。

突然、デスク上のスマートフォンが振動し、画面に『カスティージョ』の名前が点滅した。

ミランダは応答ボタンを押し、視線を報告書に向けたまま、耳と肩の間でスマートフォンを挟んだ。「もしもし? この時間にかけてくるなんて珍しいわね」

「大事な話があるの」

電話の向こうから聞こえるカスティージョの声には、微かな興奮が混じっていた。「今すぐメールを開いて。あるものを送ったから」

ミランダはペンを置き、凝り固まった首を伸ばすと、クリックしてメールを開いた。「なに、もったいぶって?」

「見ればわか...

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